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brand story

ブランドストーリー

瞬く間に夏が過ぎ、秋にさしかかる頃。

強い風で開いてしまった門扉を閉めに行こうと
コートを羽織りアトリエから出ると、
聞いたことのない遠吠えが微かに聞こえる。

導かれるように、僕の足は声の聞こえる方へと動き出した。
時おり顔に当たる枝や葉っぱに苦戦しながらも、
使命感のようなものを感じ森の奥深くへと進んでいく。

一度始めると辞める事が嫌になり、ずっと続けてしまう性格で、
よく周りが見えなくなる節はあった。
早く大人になり、なんでも自分で決めれるようになりたい。
知らず知らずのうちに決められていたレールの上を走りたくない。
そんな考えを持っていたはずなのに、いつしか僕も大人になり、
日々の忙しさからそんな事は忘れていた。

夢中で進んだ先には静かに佇んだ大木があり、
空と繋がっているかのように長く大きく伸びた枝の先には
一匹のフクロウが止まっていて、
じっと僕のことを見つめていた。
フクロウの瞳に僕が映り、なにか僕の背景や
奥にある意識を見られているような気がした。

一呼吸置いたと思うと、
森の奥の方へとゆっくりと飛び去っていった。
空には競い合うように眩い光を放っていて、私を見つけてと、
たくさんの星々の声が聞こえそうだった。

その時、岩の上から遠吠えをする動物が見えた。
その姿は、月に照らされ、銀色に輝いていたオオカミだった。

オオカミの表情は優しく、穏やかで、
僕を包みこむかのようにこちらを見つめている。
ずっとそこで待っていたような。ずっと見てくれていたような。
僕に伝えたいことがあるような気がした。

風が止むと、オオカミはそこから消えていた。

雲が切れて大きな月があらわになり
はっと意識を今ここ、に戻すと、
今日は満月だったのだと改めて気づく。
先ほどの嵐で空気が澄んで、月灯りが差し込み、
暗闇に包まれた自分の姿がだんだんと確かなものになるようだった。

元来た道を辿りながら、僕はまた僕の日常へと戻っていった。

それはどこかの誰かの古い記憶なのか

映画のワンシーンだったのか

それとも幼いころ自分が昔体験した記憶だったのか


人間のすぐそばにある小さな森の

些細な、

当たり前にそこにある非日常を表現しています。

Concept

木々の揺れ、小さな雨音
ふわりとなびく服のすそ
どこか少女のような可愛らしさを
含ませた世界観で
いつもの生活にほんの少しの非日常を

With the heart of your delicate and mighty beauty,
we create an extraordinary and
a little mystical world-building
by the harmony of elegance and innocence.
In a calm, we form a glimpse of playfulness and heart-pounding you almost forgot.
We prove the existence of your toughness and inner beauty.

feauture of ookami to fukurou

オオカミとフクロウのお洋服の特徴

color.

ベーシックなwhiteやblackのお色味はもちろん、優しいピンクやグリーン、ポコポコとしたチェック柄など、遊び心や甘さを含んだカラーリングです。

clothes shape.

ギャザーたっぷりでふんわり広がるシルエットが特徴的です。また、ところどころ小さなリボンや素材と同じカラーのくるみボタンなど、ディティールにもこだわっています。

coordinate.

ワンピースに種類が多く、一枚でコーディネートが仕上がります。一つ一つにストーリーがあり、物語の主人公になったような気分でお選び頂けます。

collection

コレクション

オオカミとフクロウ 2023 a/w オオカミと野ばらの協奏曲”ブラウス”

オオカミとフクロウ 2023 a/w フクロウと星降る夜のオーケストラ

オオカミとフクロウ 2023 a/w オオカミとかすみ草のアールムーン

オオカミとフクロウ 2023 a/w オオカミとしずくに浮かぶティール

オオカミとフクロウ 2023 a/w フクロウと三日月のナイトピクニック

オオカミとフクロウ 2023 a/w オカミと追いかける月の足跡

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ブランドストーリー

瞬く間に夏が過ぎ、秋にさしかかる頃。

強い風で開いてしまった門扉を閉めに行こうと
コートを羽織りアトリエから出ると、
聞いたことのない遠吠えが微かに聞こえる。

導かれるように、僕の足は声の聞こえる方へと動き出した。
時おり顔に当たる枝や葉っぱに苦戦しながらも、
使命感のようなものを感じ森の奥深くへと進んでいく。

一度始めると辞める事が嫌になり、ずっと続けてしまう性格で、
よく周りが見えなくなる節はあった。
早く大人になり、なんでも自分で決めれるようになりたい。
知らず知らずのうちに決められていたレールの上を走りたくない。
そんな考えを持っていたはずなのに、いつしか僕も大人になり、
日々の忙しさからそんな事は忘れていた。

夢中で進んだ先には静かに佇んだ大木があり、
空と繋がっているかのように長く大きく伸びた枝の先には
一匹のフクロウが止まっていて、
じっと僕のことを見つめていた。
フクロウの瞳に僕が映り、なにか僕の背景や
奥にある意識を見られているような気がした。

一呼吸置いたと思うと、
森の奥の方へとゆっくりと飛び去っていった。
空には競い合うように眩い光を放っていて、私を見つけてと、
たくさんの星々の声が聞こえそうだった。

その時、岩の上から遠吠えをする動物が見えた。
その姿は、月に照らされ、銀色に輝いていたオオカミだった。

オオカミの表情は優しく、穏やかで、
僕を包みこむかのようにこちらを見つめている。
ずっとそこで待っていたような。ずっと見てくれていたような。
僕に伝えたいことがあるような気がした。

風が止むと、オオカミはそこから消えていた。

雲が切れて大きな月があらわになり
はっと意識を今ここ、に戻すと、
今日は満月だったのだと改めて気づく。
先ほどの嵐で空気が澄んで、月灯りが差し込み、
暗闇に包まれた自分の姿がだんだんと確かなものになるようだった。

元来た道を辿りながら、僕はまた僕の日常へと戻っていった。

それはどこかの誰かの古い記憶なのか

映画のワンシーンだったのか

それとも幼いころ自分が昔体験した記憶だったのか



人間のすぐそばにある小さな森の

些細な、

当たり前にそこにある非日常を表現しています。

Concept

木々の揺れ、小さな雨音
ふわりとなびく服のすそ
どこか少女のような
可愛らしさを含ませた世界観で
いつもの生活にほんの少しの非日常を

With the heart of your delicate and mighty beauty,
we create an extraordinary and
a little mystical world-building
by the harmony of elegance and innocence.
In a calm, we form a glimpse of playfulness and

heart-pounding you almost forgot.
We prove the existence of your toughness and inner beauty.

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オオカミとフクロウのお洋服の特徴

color.

ベーシックなwhiteやblackのお色味はもちろん、優しいピンクやグリーン、ポコポコとしたチェック柄など、遊び心や甘さを含んだカラーリングです。

clothes shape.

ギャザーたっぷりでふんわり広がるシルエットが特徴的です。また、ところどころ小さなリボンや素材と同じカラーのくるみボタンなど、ディティールにもこだわっています。

coordinate.

ワンピースに種類が多く、一枚でコーディネートが仕上がります。一つ一つにストーリーがあり、物語の主人公になったような気分でお選び頂けます。

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コレクション

オオカミとフクロウ 2023 a/w オオカミと野ばらの協奏曲”ブラウス”

オオカミとフクロウ 2023 a/w フクロウと星降る夜のオーケストラ

オオカミとフクロウ 2023 a/w オオカミとしずくに浮かぶティール

オオカミとフクロウ 2023 a/w オオカミとかすみ草のアールムーン

オオカミとフクロウ 2023 a/w オオカミと追いかける月の足跡

オオカミとフクロウ 2023 a/w フクロウと三日月のナイトピクニック